Page 5     

(どうするのかな?何したらいいのかな?何か言っていいのかな?)

「好きにしろ」

俺は、莉子にだけ聞こえる程度の声で、そう言った。

「うんリコわかった」

莉子が、政治家ふうの客に向かって言う。

「おじちゃんみたいなのをたんしょーほうけいちんぽって言うんだね」

「んおうっ!」

客が、明らかに瞳を輝かせる。
莉子が歌うように楽しげに喋りつづける。

「おじさんのチンポはーたんしょーほうけいー役立たずチンポなんだね♪」

「あはぁ! そんなの全然気にしなくていいのに♪」

「はぁはぁ…おじさんは…おじさんは…」

「リコちゃんのその言葉だけで!」

「うっ…ううっ!!」

客が椅子のうえで身体を痙攣させる。

びゅるっ!! どぴぴっ!! びゅるうっ!!

「あれ? 白いのびゅーって出てるよ? しゃせーしちゃった?」

客がビクンビクンと震え、その欲望の汁を撒き散らす。

「そっかー! たんしょーほうけいちんぽ…そうろうなんだね♪」

「ぬおぉぉぉ!!」

「たんしょーほーけーそうろうちんぽーのおじさん♪」


(c) 2007 HOBIBOX / CLOCKUP All rights reserved.