煌陽学園医学部4年生。 天才的な頭脳をもつ飛び級の特待生。 『世界を股にかけるスーパードクター』を夢見て、 両親と離れ、単身日本で暮らしている。 勉学に関しては申し分なく優秀だが、 日本の常識や人間関係、Hに関する知識は乏しい。 子ども扱いされないようにと勝気に振舞い、 天才ゆえに他人を見下した態度をとる。が、 根は寂しがり屋。
煌陽学園付属校2年生。 須賀くるみの数少ない友人で、くるみと行動を共にすることが多く、 その中で主人公と出会う。 性格はいたって明るく、人見知りと物怖じをしないタイプ。 学園のクラスの中でもムードメーカー的な存在。 また、他人から頼まれたり、 頼られたりすると嫌とは言えない、 そんなお人好しでもある。 現在は学園に通うために親元を出て独り暮らしをしている。
煌陽学園教育学部2年生。 陸上競技部に所属する優秀な選手。 プロを目指してストイックに練習に打ち込んでおり、 色恋沙汰には極端に疎い。 意外と良いプロポーションをしているが、本人にその自覚はない。 男性っぽい性格をしており、そんな言動をすることが多い。 しかし、女性らしくありたいと思っているが、 なにが女性らしいことなのかが不明瞭で、 その事に悩み続けている。
煌陽学園心理学科教授。 いくつもの受賞歴と多数の著書をもつ有能な女性。 講義内容は少々破天荒なものの、 わかりやすく面白いと学生に人気の教授でもある。 性格は良い言い方をすれば大らか、悪い言い方をすればだらしない。 私生活にもそんな生活が反映していて、 独り暮らしのマンションは散らかり放題だと言う噂もある。 映画やドラマのような純愛に憧れているが、 ことごとく振られている。
主人公の家に住み込みで働いている使用人。 雇い主の命令どおりに、何事もそつなくロボットのようにこなす。 何を考えているかよくわからない、無口かつ無表情の女性。 「使用人といえばメイド服」という謎の意気込みに基づいて、 働く時は自主的にメイド服を着用している。 雇い主である季絵は少し変わっているとは思っているが、 命じた仕事はそつなくこなすので、半ば無関心なように放置している。 主人公のことを特に気に掛けているでもなく、 雇い主の養子として世話を見ているようだが…。
海外出張中の夫の留守を預かり、 神宮寺家の隣家に暮らす人妻。 非常に献身的な性格で、 夫に尽くすことに生き甲斐を感じている。 ただ、夫との子供に恵まれず、 また、夫がそばにいないことの寂しさに気を煩わせている。 主人公が季絵の養子であることも知っており、 常日頃から主人公に非常に優しく接してくる。
煌陽学園理事長。 学園の実質的な経営者であり、主人公の義母。 若くして大学理事長の地位と名誉を手に入れた野心家にして 完璧主義者な主人公の義母。 主人公を養子として引き取ることすらも、自分の慈善家としての イメージ作りの武器として活用した程の辣腕の女性。 とは言え、主人公に義母としての愛情を注ぐこともなく、 引き取った直後から主人公の存在を煩わしく感じている。
煌陽学園文学部心理学科助教授。 爽やかな笑顔を絶やさない好青年で、 その性格も非常に穏やか。 普段から学生達の相談に乗ったりしていて、 特に女子学生から人気がある。 主人公のことも気にかけているようで、 軽くスキンシップを図りながら話しかけてくる。