―――― より積極的に働きかけるポジションになったわけですね。
悪く言えば挟まれる中間管理職(笑)。
そういえば、ユーザーさんからは「羨ましい!」と言われる音声収録ですが、意外と大変ですよね?
すぱな■ 割りと(笑)。 たぶん羨ましがられる理由は声優さんと直接お会いできるチャンスということなんでしょうけれどね。
音声収録は台本を見ながら一文一文チェックしていくという作業なので神経をすり減らします。
疲れてくると喘ぎ声が子守唄に聞こえたりしますよ〜。
まぁそれでも声優さんの熱演を間近で見られるということは
すごいことだと思いますね。
―――― 私も経験があるのですが、収録が終わるとぐったりしますよね。
声優さんの演技がやはり場の空気を張りつめたものにさせるからなんでしょうか。
ところで、すぱなさんは今回の「えろげー!」の企画にいつ頃から参加してましたか?
すぱな■ そうですね…企画の初期段階から多少なりとも関わってはいましたが、
やっぱり本格的に参加しはじめたのはノーブレスオブリージュが終わった辺りからですね。
―――― ノーブレスオブリージュが終わった後という事は、もうすぐにスクリプトを打ち始める感じだったんですか?
すぱな■ いえ。まだ打ち始める段階ではなかったですね。
まずは誤字チェック等のシナリオチェックから始めました。
そこから台本化してスクリプト作業に入ったのは1,2週間過ぎた辺りからでした。 |