ザワ……ザワ……ザワ……

王妃のあまりにも異様な格好に、辺りがざわめきに包み込まれた。

■ガナック
「どうかな、その格好? メス犬のお前には、お似合いだと思うがな」

■エレーゼ
「くっ……どこまで辱めれば、気がすむというのです……」

■ガナック
「それは簡単。お前が全てを投げ出し、私の前にひざまずくまでだ」

■エレーゼ
「ふざけないで!」

■ガナック
「威勢のいい反応は嫌いではない。だが、それがいったいいつまで続くのか?」

■ガナック
「くくく。ここに来るまでにたっぷり飲まされた水の効果が、そろそろ出る頃だろう」

王妃は犬をかたどった、特製の拘束具の中へと埋め込まれている。

手足は短く折りたたまれ、動きを完全に封じられている。

醜い……いや、この世でもっとも美しいメス犬の誕生だ。

そのメス犬王妃が、身体を小刻みに震わせている。

■エレーゼ
「お願い……早く……トイレにいかせて……」

■ガナック
「フン、メス犬にトイレなど不要。せっかくそんな格好をしているんじゃないか」

■エレーゼ
「そんな…………」

■ガナック
「犬なんだから、人が見ていても遠慮はいらないだろう。その辺で垂れ流したらいい」

恥辱と、体内を駆け巡る水の破壊力に、ブルブルと身を震わせているエレーゼ。

そんな彼女を見る大衆の眼にも、変化が見て取れる。

最初は囚われの王妃に悲しむ表情が大半だったが、今や、じっとりと色欲に染まる視線が混じり始めている。

■エレーゼ
「できない……できないわ……こんなに見つめられる中での排尿なんて……」

ただでさえ、畜生の姿を強要さらされ、好奇の目にさらされている。

この上、女としてもっとも恥ずかしい行為など、できるはずがない。

■ガナック
「しかし、恥ずかしい姿を見られれば見られるほど、感じてしまうんだろう?」

■エレーゼ
「そ、そんなこと……ありません」

反発に力がない所を見ると、案外図星なのかもしれんな。

そう考えながら、露になっている胸に手を触れると、既に期待に熱く潤んでいる。

■エレーゼ
「くひっ……そこをいじられると、またおかしくなってしまう……」

■ガナック
「いいんだ、もっとおかしくなって、みんなの前で恥をさらしてしまえ」

柔らかい果実を揉みしだく度に、ヒクヒクと敏感な反応を見せる女体。

儚げにうめきながら、吐息には、メス特有の淫臭が混じり始めているようだ。

■エレーゼ
「ハゥ……クッ……ああ……もう……も、もれちゃう……」

心のガードを乳房責めに打ち崩されそうになると、尿意への備えが薄くなってしまう。

■町人1
「どうしたんだ、王妃様……なんだか様子がおかしいぞ」

■町人2
「あんな妙な格好をさせられて、もしかしたら感じているのかも……なんてふしだらな……」

■町人1
「でも、淫らに乱れている王妃様の姿……艶かしい。こっちもおかしな気分になってきそうだ」

口々に囁きあう声が、いやでも王妃の耳に入ってきている。

■エレーゼ
「みんな……ああ……でも、どうすれば……」

心は寸でのところで踏み止まるが、身体が全く言うことを聞いてくれないのだ。

自分の身体を自分で制御できないジレンマ……それが痛いほどに分かる。

■ガナック
(そう、ここで一気に突き崩す。そうすれば、何もかも奪うことが出来るはず)

背後に回りこむと、そこだけ剥き出しにされた秘裂がくっきりと見える。

■ガナック
「エレーゼ、この下の口と同じように、もっと素直になればどうだ?」

■ガナック
「ここはパックリ口をあけて、もっと責めて欲しがっているぜ?」

■エレーゼ
「ああ……言わないで……」

自分でも、感じてしまっていることは分かっているのだ。

だからこそ、それを口に出して指摘されるのが辛いのだろう。

■ガナック
「そう言っても、こんなにトロトロにいやらしい涎が溢れているじゃないか」

ぬかるみきった下の唇に触れると、クネクネと甘えたように、豊満な体を揺さぶって答えてくるのだ。

■ガナック
「快楽に身を委ねるのだ。王妃などという大げさな鎧は脱ぎ捨て、メス犬になりきってみろ!」

クチュ……クチュ……

■エレーゼ
「ひぐっ……感じ……て……も……れる……」

■ガナック
「漏れそうなら、早く出してしまえ。すっきりするぞ」

■エレーゼ
「ああ……できない……できないのよ」

■ガナック
「なら、少し手伝ってやるか。気持ちよく出せるようにな」

女陰の上、かすかに息づく尿道口を揉み解すと、感極まったように、不自由な身体を打ち震わせる。

逃げ場のない状況の中で、尿意だけが確実に高まってくる。

■エレーゼ
「うう……ああ……もう……ダメ……ああ……許して……ああ……」

浮ついた声を張り上げ、しきりに何かに許しを求めている。

それは、かつての気高い王妃としての自分自身の尊厳に対してなのだろうか?

プシュ〜〜〜!!

細く引き締まった蕾から、一筋の湯張りが漏れる。それが勢いよい水流となって、外へと溢れ出す。

■エレーゼ
「ああ……もう、止まって……あああ……」

いくら念じても、一旦あふれ出したものは止まりはしない。

漏れ出る尿と共に、王妃の心の中の何かも、音を立てたように、崩れているのだろう。

■エレーゼ
「ああ……もう……終わり……なのね……」

■ガナック
「クハハハ、股の間は小便まみれか。こっちまで匂ってきそうだな」

■エレーゼ
「ああ……そんなこと……言わないで……」

ただでさえ衆人環視の元、放尿という、この上ない恥辱を味わったのである。

今も、突き刺さるような観衆の視線が、相当つらいはず。

■ガナック
「さぁ、今ここで、引導を渡してやろう! メス犬の姿をここに集う臣民の眼に焼き付けるのだ」

まだ湯気を上げているような股間に剛直を突き当て、そのまま一気に埋め込んだ。