〜主人公〜
復讐―――。
神を欺き、魔を滅ぼす為に全てを捨てた男。
そう。
「光」までも……。
主人公(プレイヤー)は、王国の全軍を率いて闇の眷
属を屠っていた栄えある勇者であった。
だが、最愛の妹を惨殺された彼は、魔王への復讐を果
たす為、捨て身の行動に出る。
漆黒の装いに身を包んだ悪鬼と化し『魔』に身を投じたのだ。
果たして彼の真意は? そして復讐の行方は……?
主人公(プレイヤー)は、死んだ神父に成りすまして
帝都の中枢である城内に潜り込み、数日後に控えた
“三つ月の合”までに魔王復活の生贄とする皇女を
狙います。
ですが、城には皇女を護る聖女達がいて、なかなか思
うように事は運びません。
そこで智謀を張り巡らし、昼間は城内を徘徊しながら
各所の結界を弱める作業を繰り返し、夜は、左右の腕
に宿る『魔』に操られて街々を攻めます。
左右の腕に宿る“魔眼”は独立した意志を持ち、
右手には女の顔が苦悶に歪み、悲鳴をあげむせび哭く
のをなにより好む、冷酷なサディスト『ゼトロ』が、
左手にはゲスで直情的なうえ、貪欲でなんでも吸収し
てしまう好色漢『ダムゼル』が潜んでいます。
皇女を護る聖女達を左右の魔の能力を巧く使って
凌辱し、帝都を乱して目的を遂行しようとするのだが…
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